院長あいさつ
院長あいさつ
初めに、昭和36年国民皆保険制度がスタートし「何時でも」「何処でも」「誰でも」という誰もが均一で質の高い医療を受けられるという基本原則が確立し今日に到っています。
近年、医療は細分化され高度な技術や検査、治療が普遍化され、コメデイカルの質の向上と相俟って医療に対する患者さんの希望、評価も価値観の多様性から多岐にわたっています。
当院では、医療・介護において「地域完結型」をめざし努力いたしてまいりました。
医療においては、一般、急性期医療の充実と質の向上をめざしており、平成12年度から高齢化に対応するため介護保険型療養病棟を併設し、さらに、平成16年度より医療保険型療養病棟及びデイケアセンターを開設いたしました。さらに、平成31年2月から介護保険型療養病棟を介護医療院に転換いたしました。少子高齢化の波がピークを迎えていますが、今後長期の展望を行うと人口減少時代へと進んで行きます。多くのことが変化を強いられる時代になりますが、病気がなくなるわけではありません。
私達は、開設の原点に常に戻り医療および介護を受ける患者さんの願いである安全であって欲しい、そして安心してかかる事ができ、この人に出会えて大切に扱ってもらえて良かったと感じること、つまり「安全と安心と納得」を全職員に徹底させ、地域の医療、介護にのぞむ所存でございます。